投資信託の特別分配金の実態

投資信託の特別分配金の実態

たとえば9000円の基準価額で購入したファンドが、決算時点で9100円に値上がりしていたとします。そして、決算時点で200円の分配金が支払われたとします。この場合、ファンドの基準価額は9100円−200円=8900円に値下がりします。

 

9000円で購入したファンドの基準価額が、200円の分配金支払いによって8900円に値下がりしたということは、200円の分配金のうち100円は、当初の元本から差し引かれてしまったものということになります。そのため非課税の特別分配金として、その分を投資家に払い戻すのです。

 

つまり、いくら分配金利回りが高かったとしても、特別分配金が多めに支払われていたら、それは決して運用の優秀さを示すものではないということになるのです。いずれにしても、分配金利回りというのは、過去の運用によって得られた収益に過ぎません。つまり将来の運用成績を約束するものではないのです。したがって、分配金利回りを判断基準にしてファンド選びをするというのは、危険なことでもあります。

 

投資信託を選ぶうえで大事なことは、前述したように、投資先マーケットが成長するかどうかを考えることです。

 

まずは、将来、どのマーケットにお金を置いておくのがいちばん有利なのかということを考えたうえで、それに合ったファンドを選ぶようにしましょう。また、投資信託を買うときの為替レートが、現在のように歴史的な円高水準にあるとしたら(投信を売るときには現在より円安になるとしたら)、さらに為替差益も狙える大チャンスだということになります。

欧州債務懸念に加えて、世界の景気減速懸念から商品市況が下落しており、FX投資家心理が悪化。米国株の下落影響によってシカゴ日経225先物清算値は8420円となり、大証ナイトセッションで織り込まれているものの、日経平均はこれまでの25日線と75日線とのレンジを割り込むことになる。支持線を下回ることによって、年末高への期待感が徐々に後退することになりそうだ。